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【記者発表】 佐久長聖高は4月、女子硬式野球部を創部へ

佐久長聖高校は4月、女子硬式野球部を立ち上げる。全国的な女子野球の盛り上がりを受け、県内では松本国際に続いての創部。制約の少ない女子野球だからできるスタイルで、地域に密着したチームづくりを目指す。

↓ 会見する佐藤校長(左)と春日教諭

 

1月21日、同校が記者発表した。2月の一般入試で合格した新1年生と、希望する在校生が対象。会見した佐藤康校長は「令和4年度では何人でもスタートし、5年度は試合ができるようにしたい」と展望。

練習場所は、佐久市と協議し佐久総合運動公園野球場と佐久市営球場を利用。監督はじめ指導陣は人選を進めており、校内にいる他競技の女性指導者を含め、女性スタッフは入れる予定という。

同校には、元日本女子野球協会(現全日本女子野球連盟)で会長を務めた春日利比古教諭が在籍していることもあり、3年ほど前から女子野球部の発足案が出ていたという。最近の全国的な女子野球の機運の高まりを受け、「機は熟した」(佐藤校長)と発足に動き出した。

女子野球の事情に詳しい春日教諭は「県内でも女子野球はどんどん広がっている」と、女子の小中学生の野球熱を感じている。

発足すると同校では9つの目の女子強化部となる。佐藤校長は「固定化していない女子野球だからこそ、これまでの部活動の壁を取っ払って新たな形を推進し、地域密着型にしたい。本校が10年、20年後に輝いているための一つとしてやっていく」と語った。

▼記者会見の模様▼

 

 

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