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【女子学童】ミズノ杯で初の女子学童野球大会開催

第30回ミズノカップ長野県学童野球大会(ミズノ主催、松本市少年軟式野球連盟主管)は8月7日、松本市野球場を主会場に43チームが参加して開幕した。

30回の節目と女子野球の盛り上がりを受け、記念イベントとして初めて女子大会も催された。中信地区で活動しているC・ガールズと、長野、須坂、飯山市の有志でつくる長野東J―Girlsが対戦した。

↓ 優勝したC・ガールズ(右側)と準優勝の長野東は表彰後、そろって記念撮影

両チームの女子選手は、普段は所属チームで男子に交じってプレー。しかし女子だけでプレーできる受け皿をつくろうと、C・ガールズが昨年から、長野東は今年から不定期だが、活動を始めた。

また、長野県は学童女子の全国大会「NPBガールズトーナメント」(全軟連主催、7月30日~8月5日)に「長野選抜」を派遣しているが、両チームには選抜チームに参加したメンバーもおり、元チームメートとも対戦することとなった。

試合は、4回に3点差を追いつかれたC・ガールズが最終6回、6番百瀬こころの中前打で勝ち越すと敵失などで5点を奪って突き放し、9-4で優勝を決めた。

↓ 決勝打を放つC・ガールズ百瀬

長野選抜にも参加した大瀧美來主将(横田ボーイズ)は「相手に長野選抜のチームメートがいてやりやすかった。C・ガールズとしては初の大会だが、女子だけのチームは普通に話せるのがいい」と楽しそうだった。

長野東の田部アネラ副主将(丹波島少年野球)も長野選抜に参加。「仲間と戦うのは少しつらいが、あらためて仲間のいいところを知れた。長野東での事前練習は1、2回だったが、女子同士、話しやすく、仲間意識をすぐ持てた」と、敗戦にも充実した表情を見せた。

ミズノカップは14日が決勝リーグ戦の予定。

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