犬の生活SUPER 西部謙司WEBマガジン POWERED BY EL GOLAZO

【レビュー】J2第15節千葉1-0松本@フクアリ「兵働と谷澤がしっかりとゲームを作り、主導権を握っている時間はかなり良いプレーぶりだった」(2013/5/20)

いい勝ち方

 非常に良いゲームでした。点差は1-0ですが、すべての選手が良いプレーをしていたので当然チーム全体の流れも良かった。そして、切り札としてジャイールを投入して個人技から1点を取った、この流れも良かったと思います。

 課題を挙げれば、ロングボールを蹴り込まれた後のセカンドボールを拾えなかったことですね。ラスト5分ぐらいで運動量が落ちるのも前節と同じ傾向です。

シュート意識の向上

 松本山雅はホームの観客動員が好調で、この試合でもアウェイ席は一杯でした。応援も力強かったですね。

 千葉は前節と同じメンバーでスタート。MFの右に兵働昭弘、左に田中佑昌です。開始15秒で兵働とのワンツーからケンペスがミドルシュート、彼は前が空けば打っていくタイプなのですが、この試合ではケンペスだけでなく他の選手も積極的にシュートを打っていました。選手間でそういう話をしていたそうです。開始15秒の一発はその表れだったのでしょう。兵働、谷澤達也、佐藤勇人などミドルシュートが多かったですね。

(残り 2375文字/全文: 2807文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ