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★無料記事【西部謙司のQ&A】「セットプレーの失点は減るのでしょうか」など質問4問

第1回となる今回は、サポーターの期待の大きさ、セットプレーからの失点、練習量と成績の関連性、活躍が著しい米倉選手の4つの質問に答えました。

Q.「千葉は力がある」と相手チームやメディアからよく言われますが、内容も結果も満足行くものではないのが現状だと思います。サポーターの期待が大き過ぎるのでしょうか。
西部:サポーターの期待が過大になりがちなのは仕方ないと思います。僕はよく「親の権利を買った人」と言うのですが、まず経済面でチームを支えており、さらに精神的な支えでもあります。で、親はどうしても子供に期待する。親が期待しなくて誰が期待してくれるんだという話なんですけど(笑)。ときどき過剰になりがちなわけで。客観的にみれば3~6位が相当という気がします。もちろん優勝してほしいんですけどね。親子の関係もそれぞれのように、サポーターとチームもいろいろでこれが正解というのはないと思います。ジェフのサポーターは応援もキレイですし、フクアリの雰囲気はとてもいいと思いますよ。もし加えたいことがあるとすれば、何気ない良いプレーに拍手するとか、選手もファンも乗れるような反応があるといいんじゃないでしょうか。

 

Q.どうすればセットプレーからの失点は減るのでしょうか。マンツーマンにしたほうがいいように思います。
西部:セットプレーの守備については、鈴木監督もシーズン前から気にしていました。そのときはマンマークにするかもと言っていましたが、結局は慣れているゾーンのままでしたね。マンツーマンかゾーンかは、一長一短でどちらにしても特効薬にはならないと思います。マンツーマンでは、相手を自由にさせない利点があります。ただ、人に釣られてしまうのでボールに行けなくなる弱点があります。要は1人でもマークを外されてしまうと、そこがフリーになる。一方、ゾーンの場合はボールの落下点に人がいないという危険は少ないかわりに、ゾーンの隙間に入られるとマークが遅れて単純に高さ負けします。どちらにしても、自分のボールだとわかったらとにかく自分が責任を持って跳ね返す気持ちが大事だと思います。ボールが蹴られて3分の1ぐらい飛んだ時点でわかるはずです。それでも身長差でやられる可能性はあるのですが、セットプレーで一番危ないのはフリーでシュートされることなんですね。競っていればある程度は防げる。あとは、どうしても不利な相手にはマンマークでつけて、クリアできなくていいからとにかく競るという方法ですかね。

 

Q.練習量と成績には関係があるのでしょうか?
西部:練習量に成績が比例するなら、どのチームも1日中やっているはずです(笑)。料理にたとえれば、堅い物なら長時間煮込まないとダメですが、柔らかいと煮くずれます。練習の目的やチームの状態によって量の調節が必要です。一般論でいえば、だらだらと長時間やる練習はサッカーではあまり良くないみたいです。

 

Q.SBで活躍が著しい米倉選手ですが、なぜ米倉選手のクロスはあそこまでのスピードで正確なボールを蹴ることができるのでしょうか。
西部:よくわかりません(笑)。今度聞いてみます。ここからは予想ですが、インパクトのポイントが深いんじゃないかと。ボールに当てる位置が足首に近いところだと、反発力があるので強いボールが蹴れます。ブレ球の蹴り方と同じです。もしそうじゃくて親指の付け根あたりだとすると、たんに筋力が強いということかもしれません。米倉選手は瞬発力があるのでその可能性も捨てきれないです(笑)。

 

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