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【レビュー】J2第33節千葉1-2京都@フクアリ「完敗。京都とはプレーオフで対戦する可能性あり。“ヨネ裏”対策を考えたい」(2013/9/16)1,959字

“ヨネ裏”をつかれて完敗
 1点先制までは良かったのですが、後半は押されまくりで2失点。同点、逆転まで持っていける余力は残っていませんでした。完敗といっていいでしょう。

 試合のポイントになったのは千葉の左サイドへの執拗な攻め込みでした。米倉恒貴が上がった後ろのスペース、通称“ヨネ裏”(って、勝手に命名しちゃいました)。ここはどうしても空いてしまいます。京都は2トップを残していて、中央は千葉のCB2人と同数です。中央から竹内彬の裏を通ってサイドへ流れると、そこはスペースの空いているヨネ裏というわけ。

 何度もここへ走られ、クリアしてもセカンドボールを拾われ、そのうち千葉は体力を奪われてしまった。米倉の攻撃参加はストロングポイントですが、その途中でボールを失ってしまえばヨネ裏は弱点になってしまいます。ここは京都に限らず、どの対戦相手も周知のこと。プレーオフまえに対策は考えておきたいですね。

千葉 先発フォーメーション

[4-2-3-1]
ケンペス
谷澤 町田 田中
佐藤勇 伊藤
高橋 山口智 竹内 米倉
岡本

京都 先発フォーメーション

[4-1-3-2]
三平 山瀬
駒井 工藤
倉貫
秋本
福村 バヤリッツァ 酒井 安藤

町田を抜擢
 町田也真人は今季初先発。天皇杯での出来が良く、トップ下で起用されました。

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