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★無料記事【練習レポート】ついに始動。監督から強調されたのは「個人のレベルアップ」、そして「勝利を追求する姿勢」(文・写真:片村光博)2014/01/20

■練習レポート

 始動日となった20日。9時半からミーティングと室内トレーニングを行ったあと、10時半ごろからユナイテッドパークのピッチに出ての全体練習が始まった。すでに各選手で自主トレーニングを1週間行っていたこともあり、初日から2部練習。午前は基礎的なトレーニング、午後はボールを使って少し強度を高めたトレーニングをこなした。

 当然ながら現段階では選手間のコンディションにはバラつきがあるが、総じて意欲的にトレーニングに取り組んでいた。新加入選手の一人である天野貴史は「キツいけど、楽しかった。キツいくらいがいい。いまやっておかないといけないと思うので」と前向きに捉え、同じく新加入の田代真一も「やることはいっぱいあるので、頭を使ってやりたい」と積極的な姿勢を見せた。

 鈴木監督がミーティングで強調したのは、新体制発表会見と同じく「個人のレベルアップ」と「勝利を追求する姿勢」だという。その意識を特に強く持ち、「ちょっと変わってきている部分はある」と語るのは町田也真人だ。「監督から『最後の質』についての話があった。練習試合では点を決めているけど、公式戦では決められていない。もともとアシストが好きだったけど、いまはそれより得点に意識が傾いている」。前線でより大きな脅威となり、中軸としてチームを引っ張る活躍を期待したい。

■選手コメント

DF 4 天野 貴史
感動してもらえるようなプレーを
「みんな明るくて雰囲気も良い。キツかったけど、楽しかった。でも、キツいくらいがいい。いまやっておかないといけないと思うので。(千葉に来て『違う』と感じたことは?)あり過ぎて…(笑)。クラブハウス内もそうだし、外もそう。横浜から出たことがなかったので、いろいろなことがある。(見てほしいプレーは?)攻撃の部分。飛び出しだったりクロスだったり、サイドハーフとトップに絡んでとにかくゴール前に顔を出していけたら。もう一つは戦う姿勢、ファイティングスピリット。最後まであきらめない姿勢を見てもらって、感動してもらえるようなプレーがしたい」

DF 15 田代 真一
「始まったな」という思い
「体力的にはキツかった。ミニゲームとかの細かいところはまだ分からない。いろいろと求められることはあると思うけど、まだ立ち上げたばっかりなので。(ボランチでのプレーについては話した?)(佐藤)健太郎さんとどういうタイプなのかという話や、監督にどういう理想があるのかという話をした。(完全移籍したチームでついに始動したが?)先週は自主練だったので、『始まったな』という思い」

GK 1 岡本 昌弘
勝つために何をするべきかを常に考えながらやる
「(今までと心境の違いはある?)またフレッシュな気持ちでやれればいい。最初から気負うことなく、楽しみたい。『今年こそ』というのはいつも思っている。自分の中でできることはしっかりやりたい。(『勝利を追求する姿勢』について求められているが?)それは別に普通のことだと思う。勝つために何をするべきかを常に考えながらやることが大事。勝ち切るために何をするか。小さいことからかもしれないけど、それを追求していくことが勝利につながると思う」

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