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【エジリの定理】VOL.4 バックステップ「状況によってはボールに寄るより離れたほうがいいときがある」(取材・構成:西部謙司)(2,400文字)2014/03/05

 技術的な細かーいところを江尻篤彦コーチに聞く、このコーナー。今季もぼちぼちやっていきます。

 今回のテーマはバックステップです。パスを受けるときには「ボールに寄る」のが基本とされていますが、ときには後ずさりしながら受けるのが有効という場合もあるんですね。ジェフでもバックステップでパスを受けるトレーニングをやっています。

 4つのパイロンで正方形を作り、4つの角に選手が立ちます。辺に沿ってパスを出し、受ける選手は「逆足」(右からのボールなら左足)でコントロールします。このときにバックステップしながら受ける練習を取り入れています。ところで、この正方形の一辺の長さは当初7メートルの予定だったのが、鈴木淳監督の「8メートルにして」の指示で1メートル長くなり、さらにいまは12メートルだそうです。この長さの基準や変化の理由についても聞いてみました。


――なぜバックステップなんでしょう。
江尻「日本の選手はあまり使わないんですけど、状況によってはボールに寄るより離れたほうがいいときがあります。FWやMFは相手ゴールを背にしてパスを受けるケースが多い、そのときにボールに寄るよりもバックステップを踏んだほうが相手ゴール方向へ体のアングルを作りやすいという理由が一つあります。ただ、単純に相手ゴールを向くというよりも、相手選手のギャップに移動しながらパスを受けるのが目的になります」

(残り 2001文字/全文: 2584文字)

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