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【試合後コメント】J2第2節千葉1-0岡山@フクアリ – 鈴木監督、山中、町田ほか2選手(取材:片村光博)2014/03/09

鈴木 淳監督
攻撃のところではまだまだやっていかないといけない
「なんとか1-0で逃げ切って今季初勝利ということで、うれしく思っている。前半はちょっと膠着したような形だった。攻撃のところはサイドを起点にして崩していこうということで、思い切って背後を取れればよかったが、そこで裏を取れなかった。クロスは上げるけれどもはね返されたり、ミドルシュートが非常に多くなって、ブロックの中になかなか入り込めなかったりした。ただ、守備はわりと安定した形で守ることができて、岡山にもチャンスを与えないで済んだと思う。後半については少しアグレッシブに攻撃することができて、特に中盤で奪ってそこから出て行くということを、田中佑昌や町田也真人、あるいは山中亮輔あたりがよくやってくれて、攻撃の連動性が出てきた。守備についても前からプレッシャーを掛けて行く場面と、しっかりブロックを作る場面とをわりと区別してできた。連動性という意味では、攻撃のところではまだまだやっていかないといけないところはある。仕掛けにかかったときの一発で仕留めるようなパス、ランニングはもう少し必要だと感じた。また良い準備をして、次のゲームを迎えたい。(ケンペスがベンチ外だが?)けがの影響でそうなった。先週もちょっとトレーニングをできなくて、(試合は)やったけど、ちょっと本人は不安感があるということで、今回は回避した。(0-0の状況で(右SBを)天野から竹内に交代したが、守備を意識した?)いや、まったく守備のことは考えていなかった。竹内を出すときも、まず守備になったら戻るということで『高いポジションを取って攻めろ』という話をした。攻撃のための投入だった。(ボランチから前に付けるパスや、ドリブルでボールを前に運ぶプレーも見られたが、その要因は?)今日はチーム全体として戦う意識を強く持って臨んだことが、そういう前に行くプレーとして表われた、一番の要因だと思う。それから、あとは戦術的なところで、後半戦(での岡山との対戦)もあるので詳しくは言えないが、ポジション取りのところで彼らに話したことがあった。それがうまく機能していて、わりとフリーな状態で前を向けたことで、前に付けるボールが多くなった。これが二つ目の要因としてあると思う」

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