犬の生活SUPER 西部謙司WEBマガジン POWERED BY EL GOLAZO

【試合前コメント】鈴木監督「モビリティーとパス、動きの連動性を増やしていければいい」、山口智、町田、岡本(取材:片村光博)(3,458文字)2014/05/22

鈴木 淳監督
モビリティーとパス、動きの連動性を増やしていければいい

「前節の札幌戦ではラインコントロールがだいぶ良かったので、そこは継続したい。ただ、微妙なところでギャップがあったりするので、そこは継続して(修正して)やらないといけない。あとはスローインの守備なんかはもうちょっとやらないといけない。攻撃に関しては得点の形は非常に良かったので、ああいう形を作っていくというのと、取って速く攻めるというのはもうちょっとやりたい。良かったところではボールをしっかりつなげたというところで、勇気を持って怖がらずにボールをつないだ結果がああいうゲームになったと思うので、そこは継続してやっていかないといけない。(守備面では細かい部分が足りない?)やっぱり足りないと思う。もうちょっとやらないと、『このままでいいんだ』という感じだとやられてしまう。『これで十分だ』っていうことはない。(今節の相手・横浜FCの印象は?)ポゼッションをするし、パスもよくつなぐけど、結果につながっていない。タレント的にも速い選手や高い選手がいて、いろいろな特長を持った選手がいる。結果は出ていないけど、間違いなく力があるチームなので、そういう気持ちで戦っていかないといけない。(ケンペスが出場停止となるが、代役に求める部分は?)クロスとかロングボールをシンプルに上げてもダメなので、崩しをしっかりとしていかないといけない。崩すためにはその前段階として前節のようにしっかりと動かしてギャップを見つけていく、スキを見つけていくということをしないといけない。偶然できるようなギャップやスキを狙っていくのではダメだと思う。意図的に作っていけるようにしたい。逆に動きがあるような形を作れればいいし、ケンペスが真ん中にドンと構えているよりもモビリティーは出ると思う。モビリティーとパス、動きの連動性を増やしていければいい。(横浜FCで気を付けるべき選手は?)黒津と寺田は前線でパスとシュートを決めてくる。黒津についてはスピードもあるし、背後を狙ってくる動きには気を付けないといけない」

DF 5 山口 智
プレッシャーがある中で札幌戦のようなプレーができるか

「まだまだ修正しないといけないことは多い。前節・札幌戦でももっと点は取れたと思うし、逆にやられていた場面もある。本当に細かいことで、言葉にするのは簡単だけど、小さいこともたくさん修正しないといけない。良いところは継続しつつ、相手に助けられた部分が大きいというのも勘違いしちゃいけない。どんな相手にもあれくらいできるというものを作っていかないといけない。監督も言われていたけど、トライするということをもっとやらないといけない。札幌戦では空いていたし、プレスも中盤で特になかった。プレッシャーがある中であれができるか。たとえ敵がいてもあの感覚を持って、小さいこだわりでできるというところをやっていかないとダメ。あと30cm、1m詰められていても同じことができるかどうか。札幌戦の感じを大事にしつつ、相手に関係なくやろうとしていることにトライすることが大事かなと。

(残り 2197文字/全文: 3477文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ