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【試合前コメント】鈴木監督「1対1の対応やランニングに付いていくことがポイント」、ケンペス、岡本、谷澤、山口智、兵働、大岩(取材:片村光博)(4,374文字)2014/06/05

鈴木 淳監督
1対1の対応やランニングに付いていくことがポイント

「(今節の相手・福岡の印象は?)福岡のストロングポイントはやはり速い攻撃と、ドリブル突破からのシュートやクロスといった、機動力のある攻撃だと思う。それに対して1対1の対応やランニングに付いていくことがポイントになる。(福岡の戦い方には読めない部分もあるが?)相手があることなので、3バックでも4バックでもそれぞれ空いているところ、ストロングポイントを抑えておくのは大事なこと。合わせずに、というわけにはいかない。ただ、システムについて言えば、別に3バックや4バックの相手が初めてというわけではないし、わりと普通にあるような感じではある。こっちから何か言うというよりは、今までやってきたことの反復を実践するだけ。(5日の紅白戦では山中を右サイドで起用したが?)山中の突破力やシュート力というのは、チームにとってのストロングポイント。それをどこで生かしていくのかをいろいろ考えなくちゃいけない。左のほうが慣れているので、左に入るぶんにはそんなに問題ないし、心配していない。右になってときの全体のバランスに関してはやはりトレーニングしていかないといけない。あとは守備のポジションが結構違うので、その点。ただ、私自身は右に置いたからとか左に置いたからというのはあまり考えていない。ウチの場合はゲーム中に右と左が入れ替わったりする。相手の出方によって代えることもあるし、右に置いたからどうのこうのというところはあまり気にしていない」

FW 9 ケンペス
自分たちのサッカーがどんどん出せるようになってきた

「ここ何試合か負けていない試合が続いている中で、チームにも自信が付いてきているし、自分たちのサッカーがどんどん出せるようになってきた。この勢いを維持して、どんどん勝ち点を重ねていけばいいと思っている。(チームとして良くなってきた部分は?)悪い状況が続いていたときは、チームとして下向きになっていた。いまは勝ちたいという意欲が以前より出てきて、それが好調の要因だと思う。これからも勝ちたいという気持ちを出していけば、自分たちが目指す順位にもっと近付くと思う。(ここ最近は自身の得点も増えてきたが?)最近は自分のところにクロスやスルーパスで良いボールが来ているので、それは決めないといけないというのはある。まだまだ決めないといけないシーンが何個かあったので、そこはこだわってやり続けたい。これからも良いボールが来ることを信じて、自分は決める仕事をきちんと果たしたい」

GK 1 岡本 昌弘
少し自信を取り戻してきた感じはある

「失点をしていないのと、攻め込めているというので、少し自信を取り戻してきた感じはある。ただ、ここ3試合は相手に何もされなかった部分はある。相手がプレッシャーにも来なかったし、良い切り替えができて前に蹴らせて、そこでリスクマネジメントをしとけばというシチュエーションが多かった。結果としてシュートもそんなに打たれていなかったのは良かったし、自信は付けたかなという感じはする。

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