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【試合前コメント】関塚監督「ホームで横浜FCの連勝を止めないといけない」、大岩、兵働、井出、山口智、岡本、森本、キム(取材:片村光博)(4,725文字)2014/08/08

関塚 隆監督
ホームで横浜FCの連勝を止めないといけない

「(チームを見ていて良くなってきた部分は?)3人~4人の絡みの部分で、その先で何のために絡んでいるかを描きながら次へ、という部分が見えてきている。目的がゴールであるということに対しての絡み。守備でもだいぶアプローチに行こうとする意識が出てきている。球際で戦うところ。前節・湘南戦でも結構行ってくれていた。それが習慣付くように。頭で考えているだけじゃなくて、体に染み付いてできるようになってくるといい。(井出が攻守両面で存在感を増している?)彼は攻守にわたってプレーしよう意欲を持ってピッチに立っているというところが出てきている。トレーニングからそういうところがすごく見えている。(8日の練習では3バックを試していたが?)前節・湘南戦では[4-3-3]もやったし、ちょっと立ち位置を変えても攻撃と守備を自分たちのリズムでできるかというところを見てみたかった。あとは個人の特長を考えた場合に、あのメンバーならああいうオプションもあるのかなと。(中村を3バックの左で起用したが?)あそこから攻撃的にボールも出せるし、一人で守備をするわけでもない。しっかりとグループで攻撃も守備もする。まあ、彼が一番驚いたかもしれない(笑)。(森本とケンペスの2トップに戻したが、評価は?)だんだん(やるべきことを)やろうとはしてきている。湘南戦も森本が入って、攻撃だけじゃなくて守備で頑張ってボールを取ったり、一人がポストで絡んでもう1枚が入っていくとか、二人でのコンビ、連係ができてきた。ケンペスも攻撃も守備も幅広くやっている。いまの1トップは幅広く動きまわるが、ウチのトップはどうしても“デーン”としたところがあった(笑)。そこで彼らがうまく動いて、それでできたスペースをうまくほかの選手が使う。井出や谷澤はそれができるプレーヤーなので、前がそれをできれば攻撃のバリエーションは増えてくる。(今節の相手・横浜FCの印象は?)山口監督の下、技術的にも高い選手が多いチーム。4連勝中で、波に乗っているチームでもある。ここはわれわれがホームで連勝を止めないといけないと思っている。(横浜FCは試合の中で戦い方を臨機応変に変えてくるが?)試合の中でも[4-2-3-1]と[4-1-4-1]を変えてくる。前半のうちに変えてきたり、前半と後半で変えてきたり。ただ、個人の特長をうまく引き出していると思うので、それがどの立ち位置に入って出ているのか。システムが変わっても人の特長はそう変わらないので、マッチアップするプレーヤーがどうするかをちゃんと把握しておくことが大事」

DF 2 大岩 一貴
いまは結果と内容が伴っている

「チームの雰囲気はすごく良いし、また『2位まで行けるんじゃないか』という空気が出ている。いまは結果と内容が伴っていると思うし、だからこそなおさら良くしていかないといけないという空気もある。(良くしたい部分とは?)みんな質の部分にこだわっている。ミスをできない空気も出てきているし、すごく緊張感を持ってやれている。(攻撃の連動がスムーズになっている?)ボールの出しどころも増えたし、詰まることも少ない。距離感も良いから、パスが出しやすくなっている。良くないときは(関塚監督が)言ってくれるし、ハッキリしていていい。まずは自分たちで考えて、それでまた足りなかったら監督が言ってくれる。良い雰囲気になっている。

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