【レビュー】J2第6節京都0-2千葉@西京極「水浸しでも、ベースは揺らいでいない」(文・西部謙司)1,800字 2015/4/6
●“水球”を制す
雨は降っていたんですよ。でも、土砂降りというほどでもなく、まさかあんなピッチコンディションとは思いませんでした。もうね、水球です。
ドリブルすると水たまりでボールが止まってしまうので、ボールを追い越してしまう選手が続出。ロングボールを蹴ってもバウンドしません。ベチャッと落ちて、つるんと滑るだけ。こうなってしまうともうサッカーにはなりません。サッカーに似た別の競技と言っていいでしょう。
4-4で引き分けたセレッソ大阪戦のあとだけに、ある意味大事なゲームだったと思います。ロースコア接戦上等の今季の千葉なわけですが、C大阪相手とはいえまさか4点も取られるとは(4点取れたわけですけど)。しかし、京都戦では元に戻ったというか、水浸しで内容はアレですけどベースは揺らいでいないところは見せられたのではないでしょうか。
●ヘディング2発で決着
千葉のスタメンは右SB金井貢史が負傷欠場で北爪健吾がデビューです。あとはいつもどおり。前節同様、ネイツ・ペチュニクがトップ下、井出遥也が右のサイドハーフでした。
[4-2-3-1] | ||||||
森本 | ||||||
谷澤 | ネイツ | 井出 | ||||
パウリーニョ | 佐藤勇 | |||||
中村 | 大岩 | キム | 北爪 | |||
高木 |
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