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【レビュー】J2第13節讃岐0-1千葉@丸亀「何とかこじ開けて勝利。中村太亮の2秒」(文・西部謙司)1,922字 2015/5/10

●ネイツのゴールで粘る讃岐に勝つ

 第8節の愛媛戦に似た試合でした。讃岐は5-4-1で守備を固め、千葉はボールをキープできるもののなかなか崩しきれない。最後は中村太亮のクロスからネイツ・ペチュニクが決めて1-0で勝利しましたが、こういう展開は今後も続くでしょうね。

 得点に関しては、中央でいったん森本貴幸にクサビを入れてから中村へ展開し、中村がフリーでクロスを蹴れたのがポイントだったかと思います。相手が5バックだとスライドが早いので、どうしてもクロスを蹴る選手が窮屈になりますからね。クロスを入れる1つ前に相手を動かしておいて、サイドを開けられるとクロスの精度も期待できると思いました。

 

●クロスボールの雨あられ

 千葉の先発は森本が復帰、オナイウ阿道と2トップを組みます。中盤は右に水野晃樹、左に井出遥也。あとはいつものメンバーです。

千葉 先発フォーメーション

[4-4-2]
森本 オナイウ
井出 水野
佐藤健 パウリーニョ
中村 大岩 キム 金井
高木

(残り 1457文字/全文: 1869文字)

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