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【本人解説! 今週のこのプレー2015】VOL.4「町田也真人~J2第19節・大分トリニータ戦から」(取材・構成:西部謙司)(1,658文字)2015/6/26

●町田也真人のアシスト(第19節 大分トリニータ戦)

 37分、右サイドの金井貢史にパスした町田也真人がペナルティーエリア内へ走り込み、そこへ金井から斜めのパスが通る。町田はゴールラインぎりぎりで追いついて振り向きざまにダイレクトで低いクロスを折り返すと、フリーになっていた井出遥也がシュート、DFに当たったがそのままゴールイン。この1点が決勝点となった。

――右サイド寄りでパスを受けて、いったんタッチライン際にいた金井にボールを預けました。
町田「最初、もらったときは中央へターンしようとしました。相手が寄せていると思ったので。そしたら来ていなくて、そのときにボールタッチを少し失敗して思ったところにも置けなかった。それでタカシ(金井)にパスしています」

――その後にスーッと走ってペナルティーエリア内で金井からのパスを引き出します。
町田「ヒョウさん(兵働昭弘 ※昨季までジェフ千葉に所属)が食いついて来て裏が空いたので走りました。もう少し遅いタイミングでパスが来るのかな、と思っていたのですが」

――わりとドンピシャのタイミングでボールが来た、ボールが町田さんより先に出たのでクロスに追いついたのはゴールラインぎりぎり。で、その間、一度もゴール前を確認していませんよね。けれどもクロスはちゃんとフリーで待っていた井出に合っています。
町田「僕はモリ(森本貴幸)だと思っていました」

――ということは、顔は上がっていないけれども間接視野では見えていたのですね。

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