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【レビュー】J2第21節千葉3-1岐阜@フクアリ「☓から△、そして○へ。ポイントはラインの裏。そして逃げ切りひさびさのホーム勝利」(文・西部謙司)2,194字 2015/7/5

●まずまず良かった試合運び

 課題だったゲームコントロールについて、まずまずの試合といっていいでしょう。立ち上がりはあまり良くなくて先制点まで食らっているので「×」ですが、その後の逆転まではそこそこ落ち着いていて「△」、前半ロスタイムと後半2分のゴールで一気に逆転まで持っていった後は追加点もとれて「○」という感じでしょうか。

 町田也真人の初ゴール、栗山直樹の初出場と話題の多い一戦でしたね。それにしてもホームで勝ったのは本当に久々ですわ。とりあえず折り返し時点で4位、勝ち点は目標の『40』には届いていませんが、ここからの巻き返しに期待しましょう。

●ネイツの右と栗山初先発

 前節からの変化は森本貴幸の先発とネイツ・ペチュニクの右サイド、そして栗山の初出場です。キム・ヒョヌンとのセンターバックコンビでした。

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千葉 先発フォーメーション

[4-2-3-1]
森本
谷澤 町田 ペチュニク
パウリーニョ 佐藤勇
中村 栗山 キム 金井
岡本