【レビュー】J2第27節千葉1-0徳島@フクアリ「夏場のアトレティコ的守備戦術、成功。好調時のリズムに戻る」(文・西部謙司)1,883字 2015/8/2
●らしさを出して後半戦初勝利
今季の千葉らしい勝ち方でした。前半に谷澤達也の一発でリードすると、しっかり守備を固めつつカウンターアタックをちらつかせ、そのまま1-0で逃げ切り。欲を言えばもう1点とれるとよかったのでしょうが、とりあえず後半戦初勝利です。
ポイントは10人がコンパクトに守れたことではないですかね。
FWがMFに近づいて守る、これは2トップでやるときには絶対に必要な守り方です。たぶん2年前ぐらいから何回か書いてきましたが、これでちゃんと守れたのはたぶん初めてのような気がします。まあ、暑かったのでほかにやりようもないのですが。全体のリズムとしては今季始めの好調時に戻った感があります。
●森本の復活と谷澤のビューティフルゴール
なにしろ暑い。日が落ちて涼しくなったかなと思ったのも束の間、キックオフ時には風が止んでモワーンとしていました。湿度が高い、選手も大変です。
千葉は前節に続いてパウリーニョがベンチです。森本貴幸が復帰してネイツ・ペチュニクと2トップ、最近はトップ下でレギュラーに定着していた町田也真人はベンチ外でした。
[4-4-2]
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