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【レビュー】天皇杯1回戦千葉3-0東京国際大@フクダ電子アリーナ-「チームに新たな競争力をもたらした」2,007字(文:松尾祐希)2015/8/30

※今回は西部謙司が事情により現地取材できなかったため、代わりにエル・ゴラッソ千葉担当の松尾記者が執筆いたします。(編集部)

●リーグ終盤戦に向け、アピールが求められる選手たち

「(選手起用の)ベースはしっかりと持ちたいですが、痛んでいる選手も何人かいます。なので、今までのコンビネーションを大事にするか、フレッシュな選手で行くのかをこれから考えたい」

関塚隆監督が8月26日の練習後に話していた通り、第95回天皇杯1回戦・東京国際大学体育会サッカー部戦は、出場機会を得ていない選手たちを中心に構成された。

最後尾にGK岡本昌弘を起用し、ディフェンスラインは右から大岩一貴、キム・ヒョヌン、栗山直樹、北爪健吾という配置になった。中盤の底は、佐藤健太郎の相方にDF田代真一をチョイス。右サイドハーフは、久々の公式戦出場となる水野晃樹を置いた。そして、左には町田也真人を抜てきする。今季の中盤戦までトップ下として躍動してきた男は、チームのシステム変更により、自らの定位置を喪失。今回は、新たな居場所を見つけるチャレンジとなった。最前線は、夏に新加入したばかりのFWアン・ビョンジュンと、FW森本貴幸でスタート。

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