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【レビュー】J2第33節千葉2-0栃木@フクダ電子アリーナ-「内容のともなった勝利」2,125字(文・西部謙司)2015/9/24

●内容のともなった勝利

久々に結果、内容ともに納得できる試合だったと思います。前半に関しては我慢の展開だったわけですが、後半はリズムをつかみ、早々に松田力が素晴らしいスナップショットで先制。最近の課題だった2点目も取り(松田の得点)、守っても無失点。得点は松田の個人技が大きかったとはいえ、後半はかなり押し込んでいて栃木SCにあまりチャンスを作らせなかった。

ふと気が付くと、いつもの縦ポンの時間帯がなかったですね。チームとして方針が変わったのか、相手によってそうなったのか、それともたまたまなのか。はっきりは分からないのですが、それも関係があるかもしれません。

●シュートで終われなかった前半

ジェフ千葉は中村太亮がスタメンから外れたばかりか、ベンチにすら入っていませんでした。ケガではないと思うので、体調を崩したか連戦を考えての温存なのか。ともあれ左サイドバックには金井貢史が入ります。あとは前節と同じ先発メンバーです。

千葉 先発フォーメーション

松田 森本
ペチュニク 水野
佐藤健 パウリーニョ
金井 富澤 キム 大岩
高木

(残り 1633文字/全文: 2083文字)

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