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【レビュー】J2第35節千葉1-0愛媛@フクダ電子アリーナ-「際どくも狙い通りの勝利」2,424字(文・西部謙司)2015/10/5

●際どくも狙い通りの勝利
プレーオフ出場を狙う者同士の対戦。1-0で勝利を収めたジェフ千葉は、5位まで浮上しております。

序盤は手堅く入りながらクロスボールを中心に攻め込み、16分に井出遥也のゴールで先制。その後も優勢に進めながらボールキープも織り交ぜ、後半は徐々に守備を固めて最後は6バックで店じまい。状況に合わせていろいろな顔を見せ、僅差でもきっちり勝つという今季の目指している形だったかなと思います。

まあ、一気に順位が上がるということは、一気に下がる可能性もあるわけで、ここからは本当に気が抜けません。

●水野→井出で先制
秋晴れ、レジェンドマッチでは懐かしい顔ぶれとともに、例の珍しいユニフォームも見ることができました。GK用の犬の顔がドーンというやつ、スタンドからだとどうかなと思っていましたが、犬顔面ははっきり確認できましたね。

レジェンドマッチ

さて、2試合続けてベンチ外だった中村太亮が帰ってきました。森本貴幸が外れてネイツ・ペチュニクが松田力と2トップを組みます。ネイツのFW移動で空いたMFには井出遥也が入っています。

千葉 先発フォーメーション

松田 ペチュニク
井出 水野
佐藤健 パウリーニョ
中村 富澤 キム 大岩
高木

(残り 1853文字/全文: 2350文字)

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