犬の生活SUPER 西部謙司WEBマガジン POWERED BY EL GOLAZO

【レビュー】J2第41節岡山1-0千葉@シティライトスタジアム-「PKの差で決まる」(文・西部謙司)2015/11/15

●ミラーゲームを落とす
岡山は雨、スリッピーなピッチコンディションを考慮して、どちらもロングボールの蹴り合いというミラーゲームです。双方とも偶発的なチャンスあり、PKあり。PKを決めて止めたファジアーノ岡山が1-0で勝利を収めました。

ジェフユナイテッド千葉は最終節を残してプレーオフは「他力本願」となりましたが、数字の上ではチャンスが残っています。

岡山のロングボールに対して守備は安定していました。セカンドボールもそこそこ拾えていたと思います。逆に千葉のロングボールに対する岡山の守備はDFとMFの間が少し開いていて、けっこうチャンスになりそうだったのですが、雨の影響もあってラストパスが通らず。拮抗(きっこう)したゲームでしたが、こういうのを落とすことが今季は多い気がします。

接戦を制するつもりが、制されてしまう。今回もそういう試合でしたね。

●ロングボールの蹴り合い
出場停止のパウリーニョ、佐藤勇人に代わってボランチを組んだのは佐藤健太郎と田代真一。森本貴幸の1トップ、トップ下に町田也真人が起用されました。

千葉 先発フォーメーション

森本貴幸
松田力 町田也真人 田中佑昌
佐藤健太郎 田代真一
中村太亮 富澤清太郎 キムヒョヌン 大岩一貴
岡本昌弘

(残り 1684文字/全文: 2198文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ