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【ユナパな話】VOL.12「花粉症」(取材・構成:西部謙司)2016/3/11

やってきました、花粉症の季節です。これで悩んでいる人は多いが、サッカー選手も例外ではない。なにせ仕事が戸外活動、風通し抜群の環境だから、もろに花粉にさらされている。

チームでおそらく一番重症なのは岡本昌弘だろう。春を迎える前から薬を服用するなど、準備はしているけれども、やっぱり今年も大きなマスクを付けているから悩まされているに違いない。ちなみに石垣島でキャンプをしていたころは「幸せ(はぁと)」だったとか。スギの花粉が飛んでいないようなのだ。あまりに気の毒な岡本には話を聞かなかったが、ほかにも花粉症の選手は当然いる。

症状の改善が見られるのは若狭大志。なにしろ「人生初」というぐらい、今年は症状がないそうだ。

「毎年、試合中にクシャミが出て集中するのが大変だったのですが、今年は全然違うんです。飲み薬と目薬と鼻をシュッシュとやるやつで。耳鼻科で処方してもらったのですが、オススメですよ。もちろんドーピングに引っかからないように成分も調べてもらいました。たぶん千葉は花粉が少ないんじゃないですかね。大分は山の中だったので、かなり花粉が飛散していたと思います。しかし、今年はバッチリですねー。はい、医学の力です」(若狭)

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