【レビュー】天皇杯2回戦千葉2○0金沢@フクアリ-「耐える時間帯をどう耐えるか」(文・西部謙司)
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第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦
ジェフユナイテッド市原・千葉 2-0 ツエーゲン金沢
http://www.jefunited.co.jp/top/matches/2016/0903/result/
●内容はイマイチも2-0
ちょこっと暑さも和らいできましたね。けっこう難しい試合でしたが3回戦進出です。57分にエウトンが先制、その後は金沢に押し込まれる時間が続きましたが何とか耐えて86分に長澤和輝がミドルを決めて2-0。チームも少しずつ進歩しているのではないでしょうか。
取りあえず、そんなにバタバタしなくなった気がします。スコアから想像されるような良い内容ではなかったのですが、それでも悪ければ悪いなりに下げ止まると言いますか、パニックになるようなことは、なくなりました。まあ、それで勝てるかというと相手次第だとは思いますが。
GKは佐藤優也に戻りましたが、あとは1回戦そのまま。金沢も「4-4-2」なので、いわゆるミラーゲームです。前半は金沢の方がやや優勢でしたかね。左サイドから何度か千葉のペナルティエリアに侵入してチャンスを作っていました。
エウトン | 船山貴之 | |||||
町田也真人 | 菅嶋弘希 | |||||
アランダ | 長澤和輝 | |||||
比嘉祐介 | 大久保裕樹 | 若狭大志 | 丹羽竜平 | |||
佐藤優也 |
金沢はディフェンスラインが高めで、コンパクトに守っていました。そのため、中央にパスをつないで侵入するのは難しく、千葉はサイドから攻撃の糸口を探ります。比嘉祐介のオーバーラップで形にはなりますが、肝心のクロスボールが合わずに決定機を作れません。36分に右CKから若狭大志がヘディングでコースを変え、ファーにいた丹羽竜平が頭で押し込みましたがオフサイド。0-0で折り返します。
●耐える時間帯をどう耐えるか
38分に足を打撲したアランダが佐藤勇人と交代しています。後半開始から金沢が攻め込んできますが、まずまず落ち着いて対処。57分に丹羽が右から斜めに入れたボールをニアサイドで船山貴之がコースを変えてシュート、さらにゴール前でエウトンがプッシュして先制点を奪いました。しかし、ここから金沢に押し込まれてしまいます。
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