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【レビュー】J2第35節千葉0●3京都@フクアリ-「重鎮のミスが流れを決めた」(文・西部謙司)

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明治安田生命J2リーグ 第35節
ジェフユナイテッド市原・千葉 0●3 京都サンガF.C.
http://www.jefunited.co.jp/top/matches/2016/1008/result/

●プレーオフ進出困難に
完敗でござる。開始2分に先制されて出鼻をくじかれ、24分にはミスから2点目。これが痛かったですね。当然攻めなければいけない千葉に対して、京都はカウンターアタックからチャンスを作り続け、65分にはPKから3点目。

「(6位との差が)試合数以上に離れたので、(プレーオフ進出は)難しい状況」(千葉、長谷部茂利監督代行)

どうにもならないほどではないにせよ、力の差はあったと思います。ただ、2点目の近藤直也の守備がいただけなかった。守備の重鎮のミスによる失点が、流れを決めてしまった感じはあります。

目標としていたプレーオフ進出が風前のともしびですから、選手、監督、サポーターの受けたダメージは大きい。僕自身は以前書いた通りで、すでに残留と底上げに気持ちを切り替えていましたので動揺はありませんが、とにかくこのままズルズルいくのが最悪なので、なんとか立て直していただきたいと思います。

●痛かった2点目
けっこう先発を代えてきました。センターバック(CB)にイジュヨン、左サイドバック(SB)に阿部翔平。ボランチには前節途中出場のアランダが復帰して富澤清太郎とコンビを組みます。長澤和輝は左サイドハーフ(SH)へ。FWにエウトンが戻りました。

千葉 先発フォーメーション

エウトン 船山貴之
長澤和輝 菅嶋弘希
富澤清太郎 アランダ
阿部翔平 近藤直也 イジュヨン 丹羽竜平
佐藤優也

開始2分にいきなり京都が先制します。千葉のスローインをカットして、右サイドから中央を横断して左の堀米勇輝へ、堀米のシュートがブロックに入った丹羽竜平に当たって少しコースが変わってゴールイン。あっというまでした。

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