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【レビュー】J2第38節千葉0△0長崎@フクアリ-「まずは自分たちの良さを出してほしい」(文・西部謙司)

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明治安田生命J2リーグ 第38節
ジェフユナイテッド市原・千葉 0△0 V・ファーレン長崎
http://www.jefunited.co.jp/top/matches/2016/1030/result/

●溌剌としていた前半
あ、やっぱりエンドは替えるんですね。ということで長崎戦です。立ち上がりはハッとするほど溌剌(はつらつ)としておりましたが、後半になると尻つぼみとなり、「やっぱり今季はこうですか」という終わり方になりましたが、まあ前半良かっただけでも良しとしましょうか。

前節に続いて岡野洵18歳、乾貴哉20歳の若武者2人が先発です。その前には貫禄の30代、佐藤勇人とアランダのボランチコンビ。トップ下に長澤和輝、右に山本真希、左に井出遥也、1トップには吉田眞紀人。

千葉 先発フォーメーション

吉田眞紀人
井出遥也 長澤和輝 山本真希
佐藤勇人 アランダ
乾貴哉 岡野洵 近藤直也 多々良敦斗
岡本昌弘

開始直後から千葉はテンポのいいパスを回します。こういう小気味のいいパスワークをしばらく見ていなかったので、おおっと期待感が高まりました。吉田が長崎のディフェンスライン背後を狙う動きを見せていましたね。吉田自身にパスが入らなくても、裏を狙う動きがあることで相手のラインが動きます。トップがまず動く、それによって違うところも狙える。また、MFにもパスを出した後に縦への動きがありました。こういうアクティブな動きは大事ですね。少なくともボールを持たされている感はありません。

長崎は「5-3-2」のフォーメーションで後ろが重い。千葉のパスは難なく回ります。ただしゴール前に人がたくさんいるので、なかなか決定的なチャンスは作れません。38分に左サイドで乾がヒョイヒョイと独特の間合いのドリブルでかわしてクロス、佐藤(出場した佐藤は1人だけなので、苗字のみです)がヘディングシュートを狙いますが入らず。これが前半一番の決定機でした。ただ、攻守ともリズムは良く、連敗中の重苦しさがありません。岡野と乾も前回以上に持ち味を発揮しています。危ないところは近藤直也がカバー。なかなかいい感じの45分間でした。

●フォーメーション変更で形勢逆転
「あれほどアグレッシブに来るとは思っていませんでした」(長崎、高木琢也監督)

佐藤とアランダがボールサイドで詰めてくるので、千葉のボランチ2人に対して長崎の3人のうち1人は空く、そこを起点に攻撃できるだろうと考えたそうです。

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