犬の生活SUPER 西部謙司WEBマガジン POWERED BY EL GOLAZO

【無料記事】【試合コメント】J2第38節千葉0△0長崎@フクアリ-佐藤勇人「次のシーズンに希望を持ってもらえるように」ほか(取材:EL GOLAZO)

#jefunited #ジェフ千葉 #JLEAGUE #Jリーグ #vvaren #V・ファーレン長崎 #長谷部茂利 #佐藤勇人 #岡野洵 #高木琢也 #大久保拓生

明治安田生命J2リーグ 第38節
ジェフユナイテッド市原・千葉 0△0 V・ファーレン長崎
http://www.jefunited.co.jp/top/matches/2016/1030/result/

長谷部茂利監督代行
6試合勝ちなしというところで、ピンチもありましたが、チャンスも作れていた。シュート数で考えると、お互いに少なかった試合でしたが、決めていれば勝てたように感じています。悔しい引き分けだと考えています。

(前半をアグレッシブに戦えた理由と、岡本昌弘を先発起用した理由は?)最初の質問に関してはスカウティングのところから、アグレッシブに行くために、攻撃的に行くためには、というところで(前半は)ハマっていたと感じる。選手たちもそれを理解してプレーをしてくれていた。試合前の声掛けはいつもと変わらず、いつも、きょうと同じぐらいアグレッシブにやるようにと伝えているが、相手があるスポーツの中で、きょうは前半の立ち上がりから常にアグレッシブに行けていたのかなと思う。

GKに関しては佐藤優也がずっとレギュラーでやっていましたが、彼が悪いわけではなく、1つ変化を付けたくて私の方で決断して岡本を起用しました。失点ゼロに抑えてくれたので良い仕事をしてくれたと思います。

MF 7 佐藤勇人
(かなり攻撃参加をしていたが?)アランダと試合前に話を2人でしていた。自分たちがセカンドボールを拾い続けて、タイトにアグレッシブに行くことが大事だったし、セカンドボールを拾って分厚い攻撃を自分たちからスタートさせようと話し、アランダには個人的に「自分はどんどん前に行きたい」とも話していた。

チームは4連敗をして自信もないから、(最近は)攻撃に勢いがなかった。前回も前々回もメンバーから外れて、スタンドやTVで試合を見た感想の中で自分が3列目や2列目から飛び出して、勢いをもたらしたいとアランダには言った。その分、彼に負担が掛かるかもしれないが、(きょうは)それを良い形で出すことができた。あとはそこで決められるか、決められないか。それがピッチに立てるか立てないかにつながってくる。

ただ昔はあのような(自身の)シーンが毎試合あって、得点も決められていた。その中で、きょうはあのようなプレーができたので、毎試合、増やしていければ自然と得点も取れていくだろうな、という自信が自分の中にも出て来た。

(かなり運動量あったが?)(きょうは)勝点1ですけど、勝点3を取ることしか考えていなかった。何とか、若い選手が出てきている中で、彼らに勝つ喜びを与えたいというか、感じてもらいたかった。自分も若い頃はそうでしたし、最後までやり抜こうと思っていた。ただ、後半は自分個人としてシュートまで行けなかったので、そこは課題。

(J1昇格の可能性がなくなったが?)きょうだけの結果ではなく、シーズン通しての結果だと思います。やっぱりチームとして機能しない、勝点が拾えなかった原因はかなりあると思う。セットプレーからの得点がものすごく少ないし、そういうのを増やしていかないと、1シーズン通じて勝点を拾っていくのは難しい。

守備のところで、きょうは球際で頑張っていましたが、単純なことですが身体とメンタルが追い付いていかないと、そこを出すことはできない。球際やシュートブロックを1年間通じてやっているところは自然と上位にいると思いますし、やれないチームは毎試合失点をしてしまうと思う。今年は、そこが足りなかった。

(今季は、良い時と悪い時の差が大きかったと思うが?)それはある。そこはある程度個人のところだと思う。試合に掛ける思いや、ピッチに立つ責任の強さや弱さ。そういうのもあると思うので、仕事として好きなサッカーをやっている以上は、もっと1人ひとりが責任を持ってピッチに立たないといけないと思うし、こういうチーム状態でも足を運んでくれるサポーターもいるので、それに応えるためにも残り試合もやり続けないといけない。次のシーズンに希望を持ってもらえるように、やっていかないといけない。

DF 26 岡野洵
(球際はかなり強く行けていたが?)そこが自分の強みなので、そこは前面に出すと決めてやっていたので良かったと思います。(近藤直也とのコンビネーションに関して)ドゥーさん(近藤直也)は本当にやりやすいので、あとは自分がやるべきことをやれば無失点に抑えられる。そこはドゥーさんに合わせてやっていくだけだと思う。

(試合全体を振り返って)開始5分は強めに前からプレスに行こうと話していた。それがうまく行ったので、(吉田)眞紀人くんの足に当たったりしたように(パスコースを)限定してくれた。なので、後ろは取りやすくなったので、良いゲーム運びになったのかなと思う。

(後半にアグレッシブさを失ったが?)そこはやっぱり、後半の開始5分も全体で前からアグレッシブにというのがあれば、入りからアグレッシブさが出るのかなと思う。あのように相手に持たれてしまって、ボールを回せないのは分かる。でも、そこで落ち着いて回すことやマイボールの時間帯を増やせれば、自分たちの時間帯は増えたと思う。そこは突き詰めて、やっていくべきだと感じた。

(ビルドアップは落ち着いていたが?)ビルドアップは自分の強みだとも思っているので、そこは落ち着いてやれた。(空中戦もほとんど競り負けていなかったが?)きょうは比較的勝てていたのかなと思う。それを継続してやっていきたい。(近藤直也がいるから安心して前でつぶしに行けている?)それもあります。自分たちの中で決まったカバーの仕方があるので、そこはやりやすいと思います。

次のページ

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ