【レビュー】J2第14節 東京V3●0千葉「典型的にダメなパターン」
2017明治安田生命J2リーグ第14節
東京ヴェルディ 3-0 ジェフユナイテッド市原・千葉
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/0517/result/
●一進一退
元に戻りましたね。前節5-0で大勝して波に乗るかと期待しましたが、まさに一進一退。ボールを支配してチャンスも作りながら決め切れず、ミスにつけ込まれて代償を払うというパターンでございます。
まあね、そんなにうまく行くとは思ってなかったです、正直言って。いままで、たまたまシュートが入らなかったのではなく、前節はたまたま入ったと。その可能性の方が高いのだろうとはね。もうね、人間辛抱ですよ。
ヨハン クライフがバルセロナの監督になった最初のシーズン、「ヒッチコック守備」と呼ばれていました。ヒッチコックはサスペンス映画の巨匠です。つまりハラハラドキドキのザル守備という意味。リーガ・エスパニョーラ優勝まで3年掛かってます。1年目が2位、2年目が3位。2位、3位なら上出来と思われるかもしれませんが、バルセロナでは十分失敗です。しかし、その後は4年連続で優勝して「ドリームチーム」になりました。バルセロナでもそのぐらいの時間は必要だったわけで。もちろんフアンエスナイデル監督はクライフではありませんし、あれをいま、ここでやるかとは思いますけど、志の高さは尊重します。
●ミスで自爆
熊谷アンドリューが出場停止から復帰し、指宿洋史がラリベイに替わったほかは前節後半のメンバーです。
前半はいいペースでした。ボールは支配していましたしプレスも効いています。つまり勝ちパターンなのですが、これで点が入らないのもいつも通りです。
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