2017明治安田生命J2リーグ第16節
ジェフユナイテッド市原・千葉 4-2 愛媛FC
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/0527/result/

フアンエスナイデル監督
いつものわれわれらしい試合展開だった。いい攻撃をできたし、素晴らしいゴールだった。ディフェンスに関しては調子の良い時と悪い時があるが、それも僕たちのスタイルの一部。なので、やるべきことは（守備の）調子の乱高下をなくすこと。ただ、攻撃のポテンシャルは素晴らしいものを持っているので、続けていきたい。

（今季初の逆転勝ち、前半の複数得点も初めてだが？）皆さんが分かっている、僕たちのスタイルのプレーができた。とても大切なことの1つは、逆転することができたこと。それはチームの成長ということも言えるし、ゴールされたにもかかわらず、崩れることもなかった。落ち着いて攻撃できたことに満足している。

MF 6 山本真希
（逆転ゴールは）イメージ通り。（町田也真人からボールが）返ってくるとは思った。（右サイドが機能したのは）也真人も（清武）功暉も足下で受けられるうまい選手。ワンタッチ、ツータッチで崩していけるイメージはずっと持っていたので、きょうはそこをうまく出せた。也真人と功暉なら、ここに出せば、こう返ってくるだろうな、というのは個人的にあるし、2人もイメージを持ってやってくれていたのではないか。

大勝した（V・ファーレン）長崎戦[5〇0]でもそうだったが、中盤でボールを取れれば、攻撃に人数を掛けられる。そこの攻防がカギになってくる。いままで失点をしたら、気落ちして「またか」みたいな雰囲気はあったが、きょうはそういう雰囲気もなかった。ピッチの中で選手が上を向いてやろうという意識を感じたし、それが出た。

MF 7 佐藤勇人
相手が1トップ2シャドーで、自分はディフェンスラインの前のスペースを消すことを意識した。シャドーが（ゴールに）背を向けて受けるシーンがあったので、意識して狙えれば、前向きにボールを奪えるし、自然とうちのインテリオールがいい形でボールを受けられる。シャドーのところでボールを奪うことは相当意識した。

（一方で）自分の長所であるリスクを冒したプレーを、試合を通してどこかでやりたいとも思っていた。そういう意味では、同点ゴールのシーンで（町田）也真人と目が合ったし、あの瞬間はあそこに（ボールが）入れたことによって、相手の守備の絵が崩れたし、目先もずれた。それがいい形でゴールに結びついたのは自分としては収穫だった。

DF 28 乾貴哉
きょうのチャンスを生かさないといけないと思っていたので、やってやろうという気持ちで挑んだ。（同点ゴールは）たまたま待っていたら、（清武）功暉くんからいいボールが来たので、流し込むだけだった。決め切るところで自分が決められたこともうれしいが、その後に良い流れになってゴールラッシュにつながったのが、きょうの成果だと思う。

（きょうの）勝点3で良い流れになればいいと思っているので、次の（ファジアーノ）岡山戦に向けて、頑張っていきたい。（右CKのキッカーについては）人生でキッカーは初めてだったので結構、緊張していた。初めての割には上出来かなというボールは蹴れたので良かった。