【レビュー】J2第21節 千葉4〇1大分「いつものプレーと代替案」
2017明治安田生命J2リーグ第21節
ジェフユナイテッド市原・千葉 4-1 大分トリニータ
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/0701/result/
●いつものプレーと代替案
「前半はベストに近いプレーができました」(フアンエスナイデル監督)
清武功暉のプラティニかレオナルドかというファンタスティックなプレーから船山貴之のゴール、1-0での折り返し。確かに前半の出来は良かったと思います。ほぼ相手に何もさせませんでした。ただ、それなりに消耗もしたようで後半は、
「代替案としてボールを奪う位置を少し下げてショートカウンターを狙った」(フアンエスナイデル監督)
ハイライン・ハイプレスというより、中ライン中プレスでしょうか。これまで散々「暑くなったらどうします?」と聞かれながらも、暑くても関係ない(キリッ)みたいな返事だったわけですが、やっぱりそれなりのオプションは用意していたと。ちょうど今季の折り返し地点、けっこう整ってきたかなと思います。
※Football Tactics Webにて左上の番号を入力すると、戦術ボードを共有できます。
●清武の美技から船山が先制
前半は10分ほどでいつものペースになりました。ボールをしっかり回して攻め込み、失ったらハイプレスで早期回収の流れ。ただ、決定機もそんなになくて、10分に高橋壱晟のパスから船山がシュートを放った場面ぐらいだったでしょうか。押し込んでいるけど崩せていないのもいつも通りです。この点はまた別の機会に取り上げたいと思いますが、FWがノーアクションなんですわ。マークを外せていない。
(残り 1662文字/全文: 2346文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ