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【レビュー】J2第22節 千葉4〇3讃岐「ディス・イズ・フットボール」

2017明治安田生命J2リーグ第22節
ジェフユナイテッド市原・千葉 4-3 カマタマーレ讃岐
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/0708/result/

●運も実力のうち(?)
はい、ツイてました。オフサイドのゴールと存在しないPKですからね。まあ、フクアリ・イリュージョンということで。しかし、ここ3試合で6点、4点、4点と実に点が取れています。一方で失点も4、1、3の8失点。ゴールに飢えているサッカーファンは千葉の試合を見に来るといいんじゃないかな。

らしい試合はしています。しかし、反省材料もかなりありました。禍福はあざなえる縄のごとしと申します。もうちょっとしっかりしたゲームをやらないと、いつかツケを払うことになりますよ。

●ディス・イズ・フットボール
立ち上がりは讃岐のハイプレスを警戒してロングボールを使っていましたが、5分をすぎると落ち着いてきていつものペースになりました。ビルドアップして攻め込み、失ったらハイプレスという循環です。


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先制点は13分、清武功暉がFKからクロスを入れ、GK清水健太がパンチで逃れますが、これを羽生直剛がボレーで抑えたミドルシュート。GKがこぼしたところをラリベイが美しい体勢のボレーで押し込みます(オフサイドですけどね)。讃岐の選手、スタッフは猛抗議、ほらビジョンを見ろ! と指差しますが、一向にリプレーは映し出されません。ナイスです(笑)。というか、あれリプレーを出していたら10分間ぐらい試合が中断してたんじゃないでしょうか。ミスジャッジですけど、それもサッカーのうちです。

「(試合の感想を聞かれて)This is Football.」(讃岐、北野誠監督)

その後も千葉は攻め込みますが崩せません。ラストパスがアバウトすぎます。そうこうしているうちに34分、讃岐の馬場賢治が同点ゴールを決めます。

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