【欧州ザッピング】バルセロナの新メッシ・システム、銀河系パリ・サンジェルマンほか
●バルセロナの新メッシ・システム
バルセロナはエスパニョールとのダービーを5-0で大勝して3連勝。新しいメッシ・システムのお披露目でした。といっても、昨季のバージョンを左右入れ替えただけですが。
バルサはどうしたってメッシありきのチームなのですが、放っておくとメッシへの依存度が増していく一方で、周囲のタレントたちが霞(かす)んでいきます。そこで定期的に掃除というか、リフレッシュする必要があります。まあ、どっちみちメッシ中心ですけど。
エスパニョール戦は攻撃時が変則的な「4-3-3」というか、図のような感じになります。
※Football Tactics Webにて左上の番号を入力すると、戦術ボードを共有できます。
スアレスがトップ、メッシは例によってバイタル付近をうろうろ。で、今回はウイングを右に置いています。昨季は左にネイマールでしたが、右にデウロフェウ。守備はメッシ、スアレスを前線に残して「4-4-2」になります。
なんだ昨季と同じじゃないかと思われるかもしれませんが微妙に違います。比較のために昨季のも並べておきます。
左右をひっくり返しただけみたいですが、幅を取る役割がメッシと逆サイドのサイドバックになっています。昨季のセルジ ロベルトと今季のジョルディ アルバの移動負担は同じぐらいですが、メッシにスペースを供給するためにメッシより前へ出る必要がない。ここは微妙に違います。
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