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【試合コメント】J2第35節 京都2●0千葉 町田也真人「危機感をチームみんなで持たないと」(取材:EL GOLAZO)

2017明治安田生命J2リーグ第35節
京都サンガF.C. 2●0 ジェフユナイテッド市原・千葉
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/0930/result/

フアンエスナイデル監督
何度も見てきてような展開だった。試合を支配してほとんど危ないシーンもなく、ゴールチャンスもたくさんあったが、そこでゴールすることができなかった。われわれは相手にゴールをさせない試合をすることに、とても苦労している。ただ、試合内容がどうという前に、結果は公平なものだったと思う。相手がシュートチャンスを決めて、私たちは決められなかった。

(特に前半の途中からは決定機を多く作りながら決め切れなかったが?)試合を通して、私たちは素晴らしいポゼッションをしていると思う。CKの数も多かったし、何度もエリアの近くでシュートチャンスまで持っていけている。私は私のチームのプレースタイルが好きだし、攻撃は素晴らしいと思っている。実際に統計的にも、攻撃に関しては素晴らしいものが出ている。攻撃に関しての問題は、最後のフィニッシュをするところ。

このゲームはエリア内の決定率が高い方が勝って、高くない方が負ける。ほかのやり方もいろいろあるので、それはリスペクトするけど、私はこのやり方と続けようと思っている。私はほかのやり方より、私がやっていることの方が好き。同じことを続けようと思っている。

MF 10 町田也真人
(前半は左右の揺さぶりを入れながら、サイドを起点にチャンスを多く作れていたが?)後ろでは自由に持たせてくれたので、揺さぶってどこかのタイミングで前へという形は、特に前半はできていたと思う。良いところまで行っているのに、本当に最後のところだけ。毎回、結局それで点を取れずに、今日みたいな展開に自分たちでしてしまっている。そこがなかなか改善されていない。

(攻撃面は今後どう改善すべきだと感じているか?)点を決められずに「次、次」という声を出すんじゃなくて、「そこで決めないと」という危機感をチームみんなで持たないとダメかなと思う。

(低い位置での組み立てには良い形で参加しているが、相手ゴール前で脅威を与える場面は少ないのでは?)そこが今の課題だと思う。前半に何回かゴール前まで行けていたけど、自分のところにボールが来ないシーンがあった。そこでやっぱり呼び込まないといけない。後ろで組み立てるというのは基本的には誰でもできると思う。ただ、自分がやることで、ほかの選手とちょっと違う質を出せるようにというのは考えている。そこからフィニッシュまで行けるようにすることが課題。今日はシュートを1本打ったぐらいだけど、その数少ないチャンスを沈められるようにしたい。

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