犬の生活SUPER 西部謙司WEBマガジン POWERED BY EL GOLAZO

【試合コメント】J2第37節 千葉5〇1松本 佐藤勇人「失点後すぐ2点目を取れたことがポイント」(取材:EL GOLAZO)

2017明治安田生命J2リーグ第37節
ジェフユナイテッド市原・千葉 5〇1 松本山雅FC
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/1014/result/

フアンエスナイデル監督
局面、局面でのプレーに満足している。失点で苦しんだ場面もあったが、良いディフェンスをした。相手は直接的な攻撃をして、うまくチームの力を引き出すことは分かっていた。一方でそのような相手と何度も対戦してきて、苦しんできた事実もある。そういう意味で、きょうのディフェンスには満足している。これまでも、このようなゲームで何度もチャンスを作ってきたし、(きょうは)選手のパフォーマンスが高かったので、公平な結果だった。

(大久保裕樹を投入し、5バックにした意図は?)相手の直接的な攻撃を封じるために投入した。中に絞って守りたい意図があったのと、セカンドボールを取られたくなかったので、中から守りたかった。チームのパフォーマンスが良かったので交代しなくても結果は同じだったと思うが、リズム、スピードを落とし、時間を稼ぐことができた。

DF 3 近藤直也
(相手の)FKが多くて、不用意なファウルが多かった。やりづらいというか、難しい部分はあったが、抑えられたかは分からないが、よくできたとは思う。きょうはこの前(ファジアーノ岡山戦[3〇1])よりもラインを低めに設定した。アウェイの山雅戦[1●3]の時は、ラインを高く取って、2列目からの飛び出しでやられた場面が多かったので、多分、そこを狙ってくるだろうとは思っていた。前から(プレスを)行かせるけど、後ろはそれに合わせラインを少し上げるけれども、上げ過ぎず、(ボールが)入りそうだなと思ったら相手を前に見る形を取った。本当は行かないといけないが、裏をケアした。ダブルボランチだから(マークを)任せられるし、守備の面ではやりやすい。

MF 7 佐藤勇人
松本のサッカーは自分の中で完全にイメージできていた。高崎(寛之)にボールを当てて、シャドーが裏に抜けるなど、引いて受けてというイメージがあった。敵の近くにいて相手とボールの軌道をうまく読みながら、拾えれば、ボールを持つ時間が長くなるし、いい形でボールを奪えれば、相手は3バックなのでカウンターが生きると思っていて、ほとんどいい感じでできた。

自分はセンターバックの前でボールをはじくなど、入れさせた後のボールを奪い、そこでシャットアウトすることで自分たちのリズムが作れた。前の選手が出しどころのない時は、体的にキツイかもしれないが、顔を出してサポートするなど、追い越してあげることで、分厚い攻撃ができるとも思っていた。後半の失点をした後、うちが早く2点目を取れたのがきょうの一番のポイントだと思う。

FW 11 船山貴之
厳しい時間帯が長かったので、そこを耐えられたことが大きい。(1点目のアシストは)自分でも行けたが、確実な方を選んだ。(2点目のアシストは)(山本)真希がフリーだった。(2点目は)真希のスーパーゴールだ。(古巣・松本が相手だったことについては)特にない。まだ(J1昇格プレーオフ進出の)可能性はある。連勝できたので、その連勝を途切れさせないように、しっかりやっていきたい。

次のページ

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ