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【レビュー】J2第41節 名古屋0〇3千葉「ひょっとすると、ひょっとするかも6連勝」

2017明治安田生命J2リーグ第41節
名古屋グランパス 0〇3 ジェフユナイテッド市原・千葉
http://jefunited.co.jp/top/matches/2017/1111/result/

●ひょっとすると、ひょっとするかも6連勝
素晴らしい試合でしたね。今季最高かも。このプレーをするために練習してきたという感じでした。これで何と6連勝、プレーオフは他力も他力ではありますが、ひょっとするとね。

専用スタジアムというのも何気にプラスに働いた気がします。やりたいことは全部やれていました。名古屋はもちろん、うまいチームでしたが、インテンシティのところで上回れていたのが大きい。以前、フアンエスナイデル監督が「これだけは負けたらいかん」と言っていましたが、走れて戦えるという部分はクラブの財産として継承していけたらいいなと思います。

●ハイプレスで流れをつかむ
乾貴哉が前節・FC町田ゼルビア戦[2〇1]の負傷で全治6カ月、比嘉祐介が左サイドバック(SB)に入ります。熊谷アンドリューがボランチで先発。あとは前節と同様のスタメン。「勝っているチームは変えるな」の原則を守ります。


Football Tactics Webにて左上の番号を入力すると、戦術ボードを共有できます。

この試合のポイントは千葉のプレスを名古屋がかいくぐれるかどうか、でした。風間八宏監督の名古屋がプレスを嫌ってバカスカ蹴るとは考えられず、フアンエスナイデル監督にもパスワークのうまい名古屋を恐れて引くという選択肢はありません。勝負事ですから相手の裏をかいてもいいわけですが、この2人に関しては真っ向勝負しかないわけで。

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