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ビルドアップが安定して、ようやく“開幕”【戦術分析:千葉】#カマタマーレ讃岐 戦& #京都サンガ F.C.戦

明治安田生命J2リーグ第5節
ジェフユナイテッド市原・千葉 6〇1 カマタマーレ讃岐
https://jefunited.co.jp/top/matches/2018/0321/result/

明治安田生命J2リーグ第6節
ジェフユナイテッド市原・千葉 2〇0 京都サンガF.C.
https://jefunited.co.jp/top/matches/2018/0325/result/

●ボール保持と縦パス
ベルギーで見られなかった明治安田生命J2リーグ第5節・カマタマーレ讃岐戦と、J2第6節・京都サンガF.C.戦を帰国してから見たので、遅ればせながら簡単にまとめておきます。試合の詳細については皆さんもうご存じと思いますので、連勝の2試合についての感想になります。

この2試合は水曜日と日曜日ということもあって、メンバーは入れ換えていますがどちらも3バックでスタートしています。フォーメーションは「3-4-3」ですかね。それまでとの違いはDFの枚数だけでなく、中央のMFが熊谷アンドリューの1人から2人になったことです。効果ははっきり表れていたのではないでしょうか。

一番目立ったのはビルドアップの安定です。それまでは早い時間に退場者が出たことや、負傷者の影響もありましたが、ビルドアップが不安定でした。ビルドアップが安定しないのでハイプレスも効果がなくなるし、ミスからハイラインの弱点を突かれるという悪循環になっていました。しかし、この2試合はビルドアップが安定したので押し込めるようになり、ハイプレスも効いていました。

(残り 952文字/全文: 1604文字)

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