犬の生活SUPER 西部謙司WEBマガジン POWERED BY EL GOLAZO

アルゼンチン敗退寸前【#ロシアW杯】クロアチアの強固なゾーンブロックと、その弱点 #WorldCup #CRO #ARG

●アルゼンチン敗退寸前
クロアチア代表、強かった。アルゼンチン代表はグループリーグ敗退危機です。

アルゼンチンは初戦に続いてメッシにお任せシステム。一応「3-4-3」です。攻撃で押し込んだ時は「3-2-5」みたいになります。メッシとメーサが中へ入って両サイドが幅を取る形。

対するクロアチアは基本「4-3-3」なのですが、両ウイングの縦方向の受け持ちエリアが大きくて、攻守で少し立ち位置が変わります。守備の時の受け持ちゾーンが明確なブロック守備でした。もう、アルゼンチンの出方を読み切っている感じでしたね。今回のクロアチアの強さがよく表れた試合になりました。

●強固なゾーンブロック
まずクロアチアの守備から説明します。ゾーンの区割りがはっきりした「4-3-3」です。これは図を参照してください(すいません名前は省略しました)。

アルゼンチンのビルドアップ初動時点では、3バックに対してマンジュキッチ(17番)1人の対応ですが、左右のセンターバック(CB)がハーフスペースを上がってきたらモドリッチ(10番)、ラキティッチ(7番)が前へ出て対応します。アルゼンチンのサイドハーフとウイングは連動しているので、クロアチアのウイングとサイドバック(SB)も連動してサイドを担当します。そういうわけで、守備時にはモドリッチ&ラキティッチより、レビッチ(18番)とペリシッチ(4番)が低い位置を取ることが多くなります。

初戦のナイジェリア戦ではモドリッチ&ラキティッチはボランチで、トップ下にクラスニッチを起用する「4-2-3-1」でした。つまり、相手によって選手とフォーメーションを変えている。これがスムーズにできるのが今回のクロアチアの強みだと思います。

(残り 1164文字/全文: 1890文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ