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日本の問題点が露呈も、肉弾戦にひるまず…AFC U-19選手権インドネシア2018 #日本代表 5-2 #北朝鮮代表 #AFCU19

西部謙司が海外出張中のため、明治安田生命J2リーグ第38節・大分トリニータ戦のマッチレポートは休載となります。

AFC U-19選手権インドネシア2018 グループステージ第1節(グループB)
U-19日本代表 5-2 U-19朝鮮民主主義人民共和国代表
http://www.jfa.jp/national_team/u19_2018/afc_u19_championship_2018/groupB/match_page/m3.html

●北朝鮮を撃破
インドネシアに来ております。「U-19日本代表は5-2で初戦に圧勝」と言いたいところですが、そうでもなかったです。8分に斉藤光毅が先制、19分には伊藤洋輝が豪快なロングシュートで追加点。楽勝そうな流れでしたが、そこから前半のうちに2-2に追いつかれてしまいます。この2ー0から2ー2までの間は、ある意味日本サッカーの問題点が凝縮されていた感もありました。

しかし、後半には持ち直して久保建英がFKからねじ込んで勝ち越すと、相手に退場者が出たこと(81分 MF 13 Sin Kwang-Sok)もあって、終盤にカウンターアタックから交代出場した宮代大聖、安部裕葵が鮮やかに決め、終わってみれば5-2。途中苦しんだ時間もありましたが、さい先のいいスタートとなりました。

●キレキレの久保
インドネシアは突然豪雨が来ます。ゲリラ豪雨。そんな中、アップに出てきたU-19北朝鮮代表の選手の体格がゴツい。第1試合を行ったU-19イラク代表、U-19タイ代表とは明らかに体つきが違います。アジア大会のファイナルでも使用されたパカンサリスタジアムには立派な屋根があって、観客がぬれることはありませんが、屋根を叩く雨音が尋常ではありません。

とはいえ、まとめて叩きつけてくる雨は長く続かず、キックオフ時にはほぼあがりました。ピッチコンディションは良さそうには見えませんが、雨の影響はそれほど受けていません。

日本の先発はGK谷晃生、DFは右から菅原由勢、橋岡大樹、瀬古歩夢、東俊希。MFが右に郷家友太、左に斉藤光毅、中央が伊藤洋輝、藤本寛也。FWが久保建英、田川享介。中盤フラット型の「4-4-2」ですね。

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