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「1球あそぶ」感覚…本当に怖い2点差の話【追記】U-19で感じた日本の問題点について

西部謙司が海外出張中のため、明治安田生命J2リーグ第38節・大分トリニータ戦のマッチレポートは休載となります。

●本当に怖い2点差の話
北朝鮮戦のレポートで触れた、日本の問題点について少し掘り下げてみたいと思います。A代表が先日のウルグアイ戦で2点差にしてから1点返されています。ロシアワールドカップではベルギーに2点差をひっくり返されました。そしてU-19の北朝鮮戦も2-0から一時は2-2。

日本の問題点が露呈も、肉弾戦にひるまず…AFC U-19選手権インドネシア2018 #日本代表 5-2 #北朝鮮代表 #AFCU19

解説者がよく「2点差は危険」と言っていますが、多くの強豪国において2-0はほぼ試合終了を意味しています。ところが、日本では本当に2点差はけっこう危険なんです。2点差になるとリラックスしすぎてしまい、そこで1点差に詰められると逆に慌ててしまう。最悪、同点ないし逆転ということも。心理的な側面が大きいのですが、そればかりでもないかなと思っています。

●信号機の話
テニスのスーパースターだったジョン マッケンローが確かこんなことを言っていました。

「ゲームは信号を察知しながら進める」

(残り 1338文字/全文: 1824文字)

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