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#安部裕葵 のクールなインスピレーション…AFC U-19選手権インドネシア2018 #日本代表 3-1 #タイ代表 #AFCU19

AFC U-19選手権インドネシア2018 グループステージ第2節(グループB)
U-19日本代表 3-1 U-19タイ代表
http://www.jfa.jp/national_team/u19_2018/afc_u19_championship_2018/groupB/match_page/m12.html

●あっさり1位通過
あっさり1位通過決定です。難しいグループといわれていたのですけどね。この試合の安部裕葵はエデン アザールでした。安部が左サイド深くで敵のボールをむしりとってゴールラインから折り返したボールを宮代大聖が押し込んで先制すると、安部のスルーパスから斉藤光毅が決めて2-0。さらに宮代のFKで3-0と前半で試合を決めました。

後半に1点返されたのと、いくつかの決定機を決め損ねたのは反省点ですが、第1戦よりもゲームをうまくコントロールできていました。まずは4試合目をやれることが確定したのは良かったですし、それに勝てばFIFA U-20 ワールドカップ ポーランド 2019への出場が決まります。

●クールなインスピレーション
初戦の北朝鮮戦から若干メンバーが変わっています。GK谷晃生、右センターバック(CB)の橋岡大樹、左サイドバック(SB)の東俊希は同じですが、右SBに石原広教、左CBに三國ケネディエブスが初先発しています。MFは初戦に続く伊藤洋輝とボランチを組んだのは齊藤美月、右に郷家友太、左に初戦交代出場の安部裕葵。FWは宮代大聖、斉藤光毅。

立ち上がりの日本は様子見でした。10分ぐらいまではタイのペースで進みます。しかし、そこからは日本が押し込む展開になりました。タイは中盤の選手のテクニックが高く、彼らの自由にさせるとなかなかボールは奪えません。ただ「3-5-2」のフォーメーションをビルドアップ時に立ち位置を変えることがなく、うまくはめ込んでしまえばビルドアップは破壊できます。日本が前からプレスし始めると、タイのウイングバックが引いてしまって「5-3-2」となり、マッチアップ上、これで流れが決まりました。

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