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勝てなくなればクビ、勝っても面白くなければクビ【#リーガ・エスパニョーラ】第10節 #バルセロナ 5-1 #レアル・マドリー

LaLiga Santander Jornada 10
FC Barcelona 5-1 Real Madrid
https://www.laliga.es/directo/temporada-2018-2019/laliga-santander/10/barcelona_real-madrid

●ロペテギ監督の解任
リオネル メッシもクリスティアーノ ロナウドもいないエル・クラシコは、ホームのバルセロナが5-1と圧勝。後半にフレン ロペテギ監督が3バックに変更して1点返し、2-1とした時には接戦かとも思われたのですが、バルサは容赦なく3点を加点。すでに解任が噂されていたロペテギ監督の退任は決定的に。後日、レアルは監督交代を発表、暫定的にサンティアゴ ソラーリが指揮を執ることになりました。

ロペテギは2018FIFAワールドカップ・ロシアの開幕前日にスペイン代表を解任されています。解任というより、レアル・マドリーによる「強奪」ですね。そうまでして契約した監督をリーグ戦10試合で解任したことになります。レアルは過去、首位なのに監督を解任したことがあります。優勝監督と契約しなかったこともあります。ですから、成績不振の監督を切るのは当たり前。

どんな名監督でも勝てなくなればクビ、勝っても面白くなければクビ。世界一、要求の厳しいクラブですね。

●3バックで巻き返す
クラシコとしては例外的な静かな前半でした。レアルはゾーンのブロックを張って待ち受け、じっくりと守ります。静かというより、覇気がないといった方がいいかもしれません。メッシが負傷欠場のバルサですが、じっくりとキープしながら着実にレアル守備陣の穴を突いていきます。

ジョルディ アルバが大外をえぐってコウチーニョが先制、PKからルイス スアレスが加点して前半で2-0。

しかし、後半に流れが変わります。レアルは後半にカゼミーロをDFに下げた3バックに変更。右にルーカス バスケス、左にマルセロがウイングバックとして張ります。このシステム変更は効果的でした。

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