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アジアカップをうまく利用した #日本代表…#AFCアジアカップUAE2019 観戦記その6 #AsianCup2019

●ファイナルの相手はカタール
黒山の人だかり、もとい、白衣の人ばかりなのでアルジャジーラ・スタジアムの周囲は白山の人だかりでした。何でも王子が動員かけたみたいです。アラブ首長国連邦(UAE)代表対カタール代表の準決勝、普段はそんなに見掛けない、白衣のローカルの方々が大挙して押し掛けてきました。

ただ、不思議と威圧感がない。皆さん、生活に余裕があるせいかガツガツしていないんです。衣装の関係もあるでしょうが、動作も何となく優雅。同じ満員電車なら、私はあの人たちの車両に乗りたいです。どこが嫌とは申しませんが。

試合は4-0でカタールの圧勝でした。前半の2点でほぼ勝負ありでしたね。育成を国策的に行って育てた若手を中心にしたスペイン風のサッカーです。大会得点王が決定的な8ゴールのアリ アルモエズは要注意。1回のチャンスで1点取っちゃうシュートセンスは素晴らしいと思いました。ただ、先制するまではバルセロナ的なパスワークで支配していたのに、1点取ったらササッと引いていました。カタールのメンツからいって、ボール保持し続けた方がいいような気がしましたが、こういうところは中東っぽさなのでしょうか。

●「負ける気がしねえ」のイラン戦
日本代表は準決勝のイラン代表戦で今大会最高のプレーをして3-0。ここまではモタモタした試合も多かったわけですが、初めて霧が晴れたようにスッキリしたゲームでした。

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