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勝負のアヤ…立ち位置と距離感【戦術分析:国内】J1第6節 #鹿島アントラーズ 2-1 #名古屋グランパス #antlers #grampus

2019明治安田生命J1リーグ第6節
鹿島アントラーズ 2-1 名古屋グランパス
https://www.jleague.jp/match/j1/2019/040501/live/

●勝負のアヤ

勝負のアヤとよく言われます。鹿島が逆転で勝利したわけですが、後半早々に名古屋が先制点を入れた後が、それだったのかなと思います。そこまでは名古屋のペースでした。素早いパスワークとハイプレスで圧倒しています。そのリズムが崩れたのは、リードしてからでした。

「自分たちで距離を変えてしまった」(名古屋、風間八宏監督)

風間監督の言う「距離」については後述しますが、簡単に言うと少し間延びしてしまった。距離が長くなったのでパスがつながりにくくなり、鹿島のペースになっていった、ということですね。なぜ、そうなったのか。そこが「アヤ」の部分でした。

●立ち位置と距離感

首位の名古屋はそれらしいプレーぶりでした。「立ち位置と距離感」が絶妙。それがスピード感のある攻守の源になっていると思います。

(残り 1715文字/全文: 2144文字)

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