江尻篤彦監督

（後半戦の大きなテーマについて）守備は球際、攻守の切り替え、セカンドボールをテーマに掲げている。そこを明確に20試合を戦いたい。そこは改善しないといけないポイントだし、相手を上回れるように常に守備も攻撃も精度を上げたい。（攻撃時は）たくさん人数を掛けることに焦点を当てて、2点目、3点目を取れるチームにしようとスタートしている。

（ボールサイドに人数を掛けるスタイルを実行する上で意識する点について）当然、攻撃と守備の部分で裏腹がある。（ボールサイドに）人数が掛かっている分、切り替えが大切だと僕の中では明確になっている。そこから（ボールを）逃さないように切り替えを速くして、高い位置でもう一度ボールを奪い切るスタイルをやりたい。選手にも合っていると思うし、攻守においてハードワークの距離感を縮めた中でプレーしたい。

（後半戦で目指すスタイルについて）相手がどこであれ、自分がやりたいスタイルを構築したい。（前節・FC岐阜戦[2△2]は）僕がやりたいスタイルにした。（ボールサイドに）人数を掛けて数的優位をたくさん作り、サイドを崩すことによってクレーベが生きる。左に特長のある選手がいる分、左をうまく使いながら、右の選手の良さを引き出すには、（千葉を指揮した）2010年のスタイルが良いのかなと短期間で結論を出した。

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