マンチェスター・シティとイビチャ オシムのセオリー【イングランド】プレミアリーグ第1節 ウエストハム 0-5 マンチェスター・シティ
Premier League Matchweek 1
West Ham United 0-5 Manchester City
https://www.premierleague.com/match/46612
●マンチェスター・シティのあの手この手
プレミアリーグが開幕しました!って、「犬の生活」なのにプレミア関係ないだろうというツッコミも聞こえますが、だから「スーパー」と付けているじゃないですか(笑)。
とはいえ、ジェフ千葉とあまりに無関係でもアレかとも思いますので、マンチェスター・シティの開幕戦を取り上げたいと思います。横浜F・マリノスならともかく、なんで千葉とシティなんだ?と思われるでしょうか、それはまた後ほど。
先週、コミュニティシールドを取り上げた時にデブライネのニアゾーン攻略を紹介しましたが、シティの攻撃ってパターンがあるんです。パターンと言うよりセオリーなのでしょうが、見た目は「あ、また同じことやっている」という感じなんですね。「再現性がある」ということです。
ウエストハム戦の10分ぐらいでしょうか、ジンチェンコからダビド シルバへ小さなロブでディフェンスラインの裏を突く攻撃がありました。
この試合では記憶にないのですが、こういう形もあります。
で、この2つのシーンの違いは、相手がディフェンスラインを上げようとしているか、上げずに構えようとしているかです。先週のデブライネのやつもそうですが、どう攻撃するかを決めているのが実は自分たちではなく相手だということ。ある状況を設定して、それに対して相手がどう反応するかで判断していくわけです。
●オシムさんのセオリー
イビチャ オシムさんが日本代表監督をされていた時、オーバーラップを多用していました。
最初は単純に走ることで数的優位を作ってクロスボールを上げたいのかなと思っていました。しかし、代表の練習を見ていて、それだけでないことに気付きました。数的優位でクロスも狙いの1つなのでしょうが、続きがあったわけです。
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