出口封鎖に対応できず、後半は耐える流れに【マッチレポート】J2第34節 #ファジアーノ岡山 0△0 #ジェフユナイテッド千葉 #jefunited #ジェフ千葉
2019明治安田生命J2リーグ第34節
ファジアーノ岡山 0△0 ジェフユナイテッド千葉
https://jefunited.co.jp/top/matches/2019/0929/result/
●内容からいえばドローは良い結果
上位の岡山にアウェイでドローなので悪くない結果です。前半は押していましたが、トータルでは岡山のゲームでしたしね。千葉の内容が良かったのではなく、力関係と内容からいって引き分けられて良かったかなという感じでしょうか。
このところ好調だった攻撃が不発でした。チャンス自体はいくつか作れているのですが、これまで武器になっていたコンビネーションはほとんどありません。これは岡山の守り方とも関係しています。前半はボールを握れていても崩せず、相手の守備ブロックの手前で通行止めされていて、後半は相手がブロック自体を前進させたのでパスをつなぐことも、ままならない状態になっています。このあたり中心に振り返ってみます。
●「出口」封鎖に対応できず
立ち上がりの蹴り合いタイムを過ぎ、10分ぐらいから落ち着いてきます。千葉のビルドアップに対して「4-4-2」のブロックで守る岡山。千葉は後方で左右にボールを動かしつつ、糸口を見つけようとしますが、なかなかいい形の前進ができません。
千葉は左右のハーフスペースに後方ビルドアップからの「出口」を作ります。センターバック(CB)の新井一耀、増嶋竜也、あるいは熊谷アンドリューが下りてきて、この場所でボールを受けてサイドバック(SB/米倉恒貴、下平匠)へ渡して崩しの起点にする。そこからサイドハーフ(SH/為田大貴、矢田旭)がニアゾーンを狙う、バイタルで受ける、SBのオーバーラップなどコンビネーションによる突破が見られたのがここ数試合だったわけです。
しかし、それがほとんど見られなかったのは、岡山がボールの「出口」にFWがプレッシャーを掛け続けていたからです。
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