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どこでそんなに差がついた?横浜F・マリノスとの違い【#ジェフユナイテッド千葉】2019シーズン総括その3 #jefunited #ジェフ千葉 #fmarinos

●ジェフ千葉と横浜FM、どこでそんなに差がついた?

2018年、ジェフ千葉とよく似たチームがありました。横浜F・マリノスです。まずスタッツを比べてみましょう。

千葉 14位 72得点(平均1.71)72失点(平均1.71)ボール支配率59.5%(1位)
横浜FM 12位 56得点(平均1.65)56失点(平均1.65)ボール支配率59.2%(1位)

ねっ、そっくりでしょ。J1とJ2の違いはありますけど。ほかにも千葉が得点数リーグ2位、横浜FMは1位、クロスの数が千葉2位、横浜FM1位。得点も多いが失点も多く、得失点ゼロは打ち合わせたみたいです。順位もそれぞれ14位、12位とふるいませんでした。

プレースタイルがそもそも似ています。ハイライン&ハイプレスですね。ボール支配率がどちらもリーグトップなのは、パスが回るだけでなくハイプレスだからです。早く奪っているか、早く裏を突かれてフィニッシュされているので、どのみち相手がボールを持つ時間が短いわけです。

フアン エスナイデル、アンジェ ポステコグルーの両監督とも「自分たちのサッカー」にフォーカスするタイプ。相手がどうだろうと我が道を行く監督でした。スペクタクルなサッカー、観客にアピールするスタイルを貫いています。

そして2019年、両者は明暗を分けました。こちらは悲しいので数字の比較はしませんが、順位から何から何まで雲泥の差であります。似たような監督、似たような成績、似たようなスタイルだった千葉と横浜FM、いったい両者の差は何だったのでしょうか。

●決定的なバックアップ体制

第一には監督の差がありました。似ているのですが微妙に違っていました。簡単に言うとエスナイデル監督の方が「雑」です。ハイラインでどうリスクをコントロールするか、ハイプレスがハマらない時にどうするのかなどのディテール。横浜FMが5レーンを意識したポジショナル・プレーだったのに対して、似た感じではありながらそこまで緻密ではなかった千葉、という差はありました。

ただ、明暗を分けた最大の違いはバックアップ体制だと思います。フロントの差。

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