中道という王道 #鹿島アントラーズ 型【戦術分析】気の早すぎる将来を妄想するシリーズその3 #ジェフユナイテッド千葉 #JEFUNITED #ジェフ千葉
●王道・鹿島アントラーズ型
今シリーズ3回目は、一番普通と言いますか、鹿島アントラーズ型です。
まず現在のユン ジョンファン体制の延長線上にありそうなアトレティコ・マドリー型の「堅守速攻」。ちょっと変則的ですがジョゼ モウリーニョ監督時のFCポルトによる「堅守遅攻」。そしてリバプールのいわゆる「ストーミング」。
今回4つ目として取り上げる鹿島型はオーソドックスで、ある意味なんの変哲もありません。それだけにサッカーの王道とも言えるかもしれない。これの仲間としてはレアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・ユナイテッド……もう「堅守」関係ないやんという感じではありますが。
ただ、鹿島の場合はそこまで圧倒的戦力で勝つというスケール感はなくて、それよりも試合巧者というところですね。攻撃にも守備にもそれほど偏りがない。どっちもできる。で、どっちに重きを置くかは試合の流れで決める。そういう意味での王道カテゴリーです。
●勝つためのプレー
Jリーグが1993年に開幕した頃、よく外国人選手から「日本のサッカーは速い」と言われたものでした。実際、最初はめちゃくちゃハイテンポでしたからね。ただし、技術は付いていっていませんでした。両方でミスの応酬みたいな試合が多かった。それでも急がずにはいらないという、ヘンなテンションがありました。
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