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昇格は来季マストか、2年計画か【#ジェフユナイテッド千葉】2021シーズン総括その4 #jefunited #ジェフ千葉

●得点数12位からの上昇はマスト

2021年のJ2で千葉は京都サンガF.C.に次いで2番目に失点の少ないチームでした。ユン ジョンファン監督の狙い通り、堅守のチームになったわけです。一方、得点は48で12番目。最多得点のジュビロ磐田が75ゴール、2位のV・ファーレン長崎が69ゴール。6番目のアルビレックス新潟でも61ゴールですから、遠く及んでおりません。

失点が少ないので得点はそんなに多くいらないという見方もできるのですが、6位以内で60得点を下回っているのは京都(59点)だけでした。来季プレーオフ圏内を目指すなら平均1.5ゴールぐらいは目標にしたいです。2021年の平均は1.1点で、だいたいリーグ平均(1.2)となっています。

チームの最多得点者は見木 友哉の14ゴール。ちなみに見木は出場試合数、シュート数、アシスト、ラストパスで全てトップと、完全に攻撃の中心になっていました。見木が契約更新したのは来季に向けて大きな成果と言えるでしょう。個人昇格しても不思議でない成績でしたから、胸をなでおろしたファンも多かったと思います。

見木に次ぐ8ゴールが船山 貴之。途中交代が多かったとはいえ、バリバリの主力だった船山の契約を更新しなかったのは意外ではありました。ただ、この辺りにクラブの意思が読み取れる気もします。

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