大宮花伝

【★無料記事】東日本大震災の復興支援募金活動を実施。「プレーでも勇気づけたい」と笠原昂史【ニュース】

▼菊地光将、大山啓輔らが参加

大宮アルディージャは3月7日、2011年3月11日に発生した東日本大震災の復興支援募金活動を行い、森正志社長、菊地光将、渡部大輔、大山啓輔、小島幹敏、茨田陽生、笠原昂史、中村太亮、酒井宣福、嶋田慎太郎らが参加。JR大宮駅前や商店街などの街頭で募金を呼び掛けた。

募金は3月23日の水戸ホーリーホック戦でクラブ施策として計画している被災者招待企画に活用される。水戸所属時に震災の被害を目の当たりにした笠原は「水戸で東日本大震災を経験した。茨城もかなり被害に遭った。風化させないように(活動を)続けたい」と込める思いはひとしおだ。選手として「プレーでも勇気づけたい。戦う姿勢だったりで励ませれば。1試合1試合戦っていくことが大事」と被災者へ寄り添った。

サポーターらも駆けつけ、大宮のサッカースクールにも通う小学4年生の藤本理嗣君は「茨田選手があこがれ」と率先して募金。祖父母が岩手県にいると言い、「こういう活動を続けてほしいです」と目を輝かせた。森社長は「復興には時間が掛かる。みんなの力が必要。継続してやっていくことが大切」と話した。

Photo&Text by 松澤明美

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