大宮花伝

【★無料記事】第11回エコ・ボールプロジェクトを実施。横山聡氏、渡邉大剛氏らクラブOBも参加【西大宮の巻】

▼スタートは2009年

大宮アルディージャは4月6日、第11回エコ・ボールプロジェクト「サッカーボールを、ブラジルの子どもたちに贈ろう!」を、NACK5スタジアム大宮で行い、共催の大宮ロータリークラブの会員や、地元サッカー少年団に所属する子どもたちと、ブラジルへ贈るボールを磨いた。イベントには森正志社長や塚本泰史クラブアンバサダー、トップチームOBの横山聡氏、渡邉大剛氏らも参加した。

2009年にスタートしたイベントは、クラブが推進する「エコクラブ」の一環で、エコ啓蒙活動として実施している。トップチームが使用したボールを磨き、ボールが不足するブラジルの子どもたちに贈られる。これまで350個以上のボールが贈呈された。今回は少年サッカー指導者講習会も開かれ、佐々木則夫トータルアドバイザーらが講師を務めた。

挨拶した大宮ロータリークラブの中川高志氏は「ブラジルの仲間にプレゼントするため心を込めて磨いて、世界の友達とつながる」と語り掛け、岩﨑彰氏は「ブラジルのサッカー少年に贈る意味のある事業。きれいに磨き込んでもらって、ブラジルの子の役に立ってもらいたい」と話した。

参加者はドリブルゲームで盛り上がり、ボール磨きも熱心に取り組んだ。横山、渡邉両氏によるサイン会も行われてにぎわいを見せていた。大宮KSユナイテッド02サッカースポーツ少年団の中山悠生くんは「大事に使ってほしい」と笑顔。水野颯翔くんは「いっぱいサッカーをしてほしい。自分も頑張る」と励みにもなった様子だ。将来、ブラジルの子どもらと対戦する可能性もあり、「お互いライバルとして勝ちたい」とは山本憲世くん。伊藤蒼大くんは「正々堂々と戦いたい」と思いを寄せていた。

Photo&Text by 松澤明美

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