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大宮花伝

プレミア復帰の“弟分”。5位以上を目指す今季、「特別な場所」NACK初戦へ【アカデミー便り】

■高円宮杯JFA・U−18プレミアリーグEAST
第3節・4月20日(土)11:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮
大宮アルディージャU-18 vs 青森山田高校

独特のリズムを刻む変幻自在のドリブラーMF髙田颯也

▼「やるからには上を目指していきたい」(髙田颯也)

トップチームの“弟分”大宮アルディージャU−18が4月20日、高円宮杯JFA・U−18サッカープレミアリーグEAST第3節をNACK5スタジアム大宮で行い、青森山田高校と対戦する(午前11時キックオフ)。

プレミアリーグ復帰初年度となる今季は、ここまでは1勝1敗。就任2年目の丹野友輔監督は「(NACKは)僕らのホームで特別な場所。選手はモチベーション高くプレーすると思う。トップを目指している選手たちが、目指している場所で試合ができるというのは彼らにとってすごくありがたいこと」と“ホーム”での一戦を心待ちにした。

プレミアリーグは第2種年代(U−18、高校生)における全国の上位20チームがEASTとWESTで10チームずつに分かれ、それぞれホーム&アウェイ方式の総当たり戦(18試合)を実施。それぞれの優勝チームはファイナル出場権を獲得し、また、下位2チームは次年度のプリンスリーグへ自動降格となる。 大宮は昨季、プリンスリーグ関東で3位に入り、プレーオフを勝ち抜いて復帰を果たした。

昇格を目指して戦った昨季を経て、「昨年の3年生がチームの一体感をもたらしてくれた」と丹野監督。現在、トップチームに所属する吉永昇偉らが中心となって、学年の横のつながりだけでなく、縦のつながりも強くしてきた。指揮官は「一体感はすごく大切にしていること。引き続き大事にしたい」と話す。

キャプテンの村上陽介は「チームとして一体感がこのチームにはある。出ている選手だけではなくて、チーム全員で勝つという思いを発信していきたい」と意欲的だ。3月にU−18日本代表メンバーに選ばれた髙田颯也も「学年関係なくしっかりコミュニケーションが取れている。いいことだと思う」と、しっかりと受け継がれている。

基本布陣は[4-4-2]。各ポジションには個性あふれる選手が配置され、前線ならば「個人で突破できる選手やゴールを奪える選手が強みになっている」と丹野監督。「中盤はボールをつなげる、DFだったらしっかりヘディングができたり、対人が強い選手がいる」と実力派ぞろい。村上は「攻守においてハードワークして熱いサッカーをしたい」と描いた。

今季目標の「5位以上」は選手間で話し合って設定した。村上は「僕たちはプリンスから上がってきたチームでチャレンジャーだと思う。それでも力はあると思っているので、5位以上という目標を早めに達成して次に進めれば。全員の思いだと思う」と向上心は強い。髙田も「やるからには上を目指していきたい」と気持ちを見せた。

対戦相手の青森山田高校は昨季、EAST2位で、さらに、全国高校選手権で優勝した強豪。髙田は「普段はトップチームが使っているスタジアムを使わせてもらって、そういうプロの人たちが試合をしている舞台でできるというのは自分たちにとって大きいこと」とホームの利を生かすつもりだ。「親やサポーターの方なども来てくれる。そこは勝たないといけない。すごく楽しみ」と目を輝かせた。

翌21日にはトップチームがFC町田ゼルビア戦を控えるが、その前に将来を担っていく若き精鋭たちの応援に駆けつけてみてはいかかだろう。声援を力に変え、ピッチで躍動する勇姿は、胸が熱くなるに違いない。

Photo&Text by 松澤明美

GK久保賢也とともにDFを統率するキャプテン村上陽介

 

マルチにゴール前で仕事するFW大澤朋也

 

キッカーも務めるゲームメーカーMF瀬良俊太

 

指揮を執って2年目の丹野友輔監督
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